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脳卒中者のリーチにおける運動分析と筋活性化パターン

いつも拝読いただきありがとうございます!!

今回ご紹介する論文は、


Massieet al. Kinematic Motion Analysis and Muscle Activation Patterns of Continuous Reaching in Survivors of Stroke . 2012

です!!

この論文は、脳卒中者の連続的なリーチング動作の特徴を調査しています!


対象:脳卒中者16名

方法:  連続的なリーチング動作タスク(2つのターゲット間の5回連続リーチ)


比較:麻痺側と非麻痺側

指標:

・運動学的指標(体幹・肩・肘の動き、滑らかさ)

・筋活動パターン

・機能評価(FMABBT)

結果:

・麻痺側では非麻痺側と比較して、体幹の動きが増加し方の屈曲と肘の伸展が減少した(図1より)

・麻痺側では動作の滑らかさが低下し、目標到達の変動性が増加した

・麻痺側の三角筋前部・後部と三頭筋の活動低下がみられた(図2より)

・運動学的指標と機能評価スコアに相関が見られた


臨床的には…

・スクリーニング評価としての連続リーチ課題

→日常生活における麻痺側上肢の使用可能性の予測

→特定の運動障害(体幹の過度な使用、肩と肘の動きの減少など)を評価し介入できる

引用論文


Massieet al. Kinematic Motion Analysis and Muscle Activation Patterns of Continuous Reaching in Survivors of Stroke . 2012

最後まで拝読いただきありがとうございます!

NEUROスタジオ 東京 山岸 梓