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今回ご紹介する論文は、
です!!
この論文は、脳卒中者の連続的なリーチング動作の特徴を調査しています!
対象:脳卒中者16名
方法: 連続的なリーチング動作タスク(2つのターゲット間の5回連続リーチ)
比較:麻痺側と非麻痺側
指標:
・運動学的指標(体幹・肩・肘の動き、滑らかさ)
・筋活動パターン
・機能評価(FMABBT)
結果:
・麻痺側では非麻痺側と比較して、体幹の動きが増加し方の屈曲と肘の伸展が減少した(図1より)
・麻痺側では動作の滑らかさが低下し、目標到達の変動性が増加した
・麻痺側の三角筋前部・後部と三頭筋の活動低下がみられた(図2より)
・運動学的指標と機能評価スコアに相関が見られた
臨床的には…
・スクリーニング評価としての連続リーチ課題
→日常生活における麻痺側上肢の使用可能性の予測
→特定の運動障害(体幹の過度な使用、肩と肘の動きの減少など)を評価し介入できる
引用論文
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